2016.08.30

生前整理の方法と意義について

生前整理とは、財産や相続の手続きを含めて身の回りの整理をしていくことを指します。

財産や家・土地、を誰に譲るのかといった問題や、名義やお墓をどうするかといった相続に関する問題を生きているうちに解決しておき、死後に親族が揉めることのないようにするために行うものです。

 

 

また近年、子供の独立や定年退職後といった人生の節目のときに、老後を快適に過ごすための老前整理が近年注目されるようになっています。

生前整理がどのようなものかは分かっても、何から手を付けていけばいいのか分からないといった人もいるでしょう。

それでは生前整理を行う上での手順について紹介していきます。

 

 

まず、最初に身の回りの不要なものは捨てておきましょう。

もちろん、自分が死んだあとに遺品を整理しやすくなるといった意味もありますが、不要な物を捨てると身の回りの整理がしやすくなり、快適にくらすことができるようになります。

親族のためだけではなく、自分にとっても非常にメリットのある行為ですので、しっかりとやっていきましょう。

 

 

次に、財産をまとめていきましょう。

金融資産、不動産などの資産の一覧表を残しておきましょう。

借入金や債務保証の内容などマイナスの財産も、相続財産の一つとなるので注意しておきましょう。

残された家族で行う遺品整理の負担を減らすため、相続でトラブルを回避するためにも、財産はなるべくまとめておくと良いでしょう。

 

 

また、生前整理を終えた後はエンディングノートを活用してみてはいかがでしょうか?

エンディングノートとは、訃報を伝えて欲しい友人や、希望の葬式、遺産についてなど家族に自分が死んだあとにやって欲しいことを記入してもいいですし、自分の気持ちを面と向かって話すことが苦手な方は、単純に家族に伝えたい自分の正直なメッセージを書くだけでも良いのです。

 

 

エンディングノートは遺言状のように法的拘束力はありませんが、遺言状とは違って家族に伝えたいことを自由にかけるという良さがあります。

故人の希望する葬式が分からずに困ってしまう方もいらっしゃるので、残された家族が悩まないようにするためにも、エンディングノートを書いておくといいでしょう。

 

 

また、エンディングノートを書くことは、今までの自分の人生や、家族との思い出を見つめなおす良い機会にもなります。

これで、残された時間を家族と一緒に過ごすことのできる大切さを実感できるのではないでしょうか。

 

 

生前整理やエンディングノートを用いることで、残された家族が安心して過ごせるようになりますし、今後の残された人生の価値を見直す良い機会にもなります。

みなさんも、ぜひ利用してください。

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