2016.08.30

みなさんは家電リサイクル法について知っていますか

みなさんは家電リサイクル法について知っていますか?

なんとなく聞いたことがあるという方はおられると思いますが、それについて詳しく知っているという方は少ないと思います。

家電リサイクル法は地球環境の保全、限られた資源の確保といった重要な課題を解決するために作られた法律です。私たちが持続的により良い暮らしを送るための、非常に重要な役割を担っています。

 

 

次に、実際に家電リサイクル法が具体的にどのような法律かということについて説明していきます。

家電リサイクル法は、家庭用エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目についてのリサイクルの仕組みを規定するもので、具体的には小売業者や製造業者に対してリサイクルを義務付け、消費者に対しては収集運搬料金やリサイクル料金の支払いを義務付けるというものです。

 

 

そもそも、家電リサイクル法が制定される前は、一般家庭から出る家電製品のごみは鉄の一部などのわずかな金属しかリサイクルされていませんでした。

しかし、近年資源の再利用の重要性が注目され、鉄の他にもアルミやガラスなどの有用な資源のリサイクルをする必要性がでてきていました。

 

 

また、日本でも廃棄物を埋め建てる場所が徐々に限られてきているため、資源面だけではなく、廃棄物の削減という観点からもリサイクルの必要性が高まってきました。

そこで、リサイクルを促進する法律の一貫として家電製品の資源の再利用の仕組みを定める家電リサイクル法が制定されました。

 

 

最後に家電リサイクル法の実際の仕組みについて説明します。

まず、消費者が対象家電を処分するときは、小売業者か市町村に対象家電を引き渡し、料金を支払う必要があります。

この料金はリサイクル料金だけではなく、収集運搬料金が加算されている場合があります。

 

 

次に、小売業者や市町村は、その対象家電の製造業者に対象家電を引き渡します。そして最後に製造業者が対象家電のリサイクルを実施します。

また例外として、製造業者が不明の対象家電については小売業者や市町村が収集運搬を行うところまでは同じですが、次に製造業者に代わって指定法人がリサイクルを実施します。

 

 

家電リサイクル法について知ることができれば、リサイクル料金を支払う意義も理解できますよね。

この料金が、地球環境の保全につながると考えたら嫌な気はしないと思います。

そのため、家電リサイクル法の仕組みを広めることは対象家電の不法投棄を抑制する効果もあるのです。

 

 

 

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