2018.05.20

不用品回収において知っておきたいこと、無認可業者の見分け方

みなさんは、町中を歩いているときに空き地などで「不用品を回収します!」といったのぼりを掲げて家具や家電などが置かれている光景をご覧になったことがありますか?

 

また、トラック一台で住宅地を巡って「お宅で出ましたごみ、何でも回収いたします」と不用品の引き取りを呼び掛けているのを耳にされたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
こういったことをしている業者すべてが当てはまるとは限りませんが、無認可業者である可能性も高いので注意が必要です。

 

◎無許可業者に依頼する問題は?
不用品回収における無許可業者というのは、過程で出た廃棄物を特定の許可を得ておらずかつ市町村の委託を受けているわけでもないのに、回収業務を行っている業者のことを指します。

 

こういった業者に不用品回収を依頼することの問題は、回収された廃棄物が適切に処理されているかの確認ができないことにあります。
家庭から出る廃棄物の中には有害物質が生じるものもあり、不適切な処理をすると環境に悪影響を及ぼす恐れが出てきます。

 

また、確認ができない故に、処分費用を浮かせるために回収した不用品のうち換金できそうにないものを山奥や空き地などに放置する不法投棄を犯す可能性が高く、分解されないものはごみとしてその場に残り続けることになります。

 

不法投棄は当然法的にも問題がありますが、実際に処罰されるのはその業者ではなく、不法投棄をおこすきっかけの契約をした依頼者側となりますので注意が必要です。

 

◎無許可業者の見分け方
以上のように問題だらけの無許可業者との契約は何としても避けなければなりません。
では、無許可業者はどのように見分けると良いのでしょうか?

 

一番効果的なのは、許可証を確認するということです。
この許可証は『一般廃棄物処理業の許可』です。

家庭から出るごみは家庭廃棄物と呼ばれていますが、この過程廃棄物は一般廃棄物の一種に分類されています。
そのため、家庭から出る不用品を適切に処理するには一般廃棄物を適切に処理できる資格があるかということがポイントになります。

 

回収業者によっては「産業廃棄物の処理の許可を持っている」と主張するところもあるかもしれませんが、この許可証では一般廃棄物は適切な処理ができませんので意味がありません。
また、『古物商の許可』というのがあるのですがこれは単に中古品などの売買を行うための許可証なので廃棄物の回収とは別物です。

 

◎最後に
今回は、不用品回収におきまして無許可の業者に依頼することの問題と、無許可業者の見分け方についてお話いたしました。
ご自身にも環境にも厄介なことをおこさないためにも、しっかりと見極めて適切な処理をする業者に依頼するようにしましょう。

 

 

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