2016.12.08

お仏壇、お厨子の処分方法

近年は高齢化や核家族化が進み、お仏壇を引き継ぐということも少なくなってきました。
引っ越しなやその他様々な理由で仏壇を管理できなくなる人は増えてきているため、場合によってはお仏壇やお厨子を処分しなければなりません。

 

 
処分と言っても仏様を供養していた大切なものなので、簡単にゴミに出すという訳にはいきません。
お厨子は本来は仏像を入れておくためのものだが、最近はお厨子に位牌を入れていらっしゃる方も多いのでお仏壇と同様に捨ててしまうことなどできません。

 

 
どのように処分すれば良いのか分からないという方も多いので、いざという時に困らないように知っておくようにしましょう。

お仏壇の処分をする場合、魂入れが行われているか否かで手続きが大きく異なります。
新しくお仏壇を作った際に、お坊さんを読んで魂入れの儀式を行っていた場合は、お仏壇やお厨子は単なる道具ではなく仏様の魂が宿っている入れ物ということになります。

 

 
この状態のまま処分してしまうことは絶対に許されないので、処分の前に仏壇も厨子も「お魂抜き(おみたまぬき)」という閉眼法要が必要になります。
これを行うことでやっとお仏壇やお厨子は単なる道具に戻ることができ、心置きなく処分することができるようになるのです。

 

 

 

お魂抜きが終わったお仏壇は、供養をお願いしたお寺に引き取ってもらうか、近所の仏具店にお願いして処分してもらうことができます。
最近はあまり見かけなくなってきましたが、現在でもお仏壇や仏具を販売しているお店は地域ごとに必ずあります。
そういったお店は有料ですがお仏壇の引き取りサービスを行っていることも多く、中にはお魂抜きから実際の処分までをすべてお店側で引き受けて行ってくれるところもあります。

 

 
費用はサービスの内容やお店によっても異なりますが、だいたい20000円ほどで行っていることが多いです。

また、あまり気は進みませんが粗大ごみとして処分するという方法もあります。
お魂抜きを行ってしまえば後に残るのはただの木の箱だということで、粗大ごみとして出すことも可能です。

 

 
粗大ごみは自治体によって回収方法や料金が異なっているので、普通の燃えるゴミの日に出すのではなく、必ず自治体に確認した上で回収を依頼するようにしましょう。
ごく小型のもので自分で解体ができる場合は、自治体が指定する袋や状態にして燃えるゴミの日に出すこともできます。

それぞれの処分方法ごとにメリットやデメリットが異なるので、自分に合った方法を探してみましょう。

 

 

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